マスタースライドを追加する／編集する

「Keynote」の各テーマに使用されるスライドレイアウトはマスタースライドに基づいています。スライドを特定の要素（タイトルとサブタイトル、箇条書きリスト、イメージなど）のあるプレゼンテーションに追加したいときは、目的のレイアウトに最も近いスライドレイアウトを選択してから、必要に応じてプレースホルダの要素を置き換えるなどの変更を加えてください。変更されるのはプレゼンテーション内のスライドのみです。マスタースライドは元の状態から変わりません。

新しいイメージやテキストなどのオブジェクトをマスターに追加すると、これらのオブジェクトはスライドの背景の一部となり、プレゼンテーション内では編集できなくなります。プレゼンテーションでテキスト、図形、またはイメージを編集できるようにしたい場合は、これらをプレースホルダとしてマスタースライドに追加する必要があります。

テキストの外観の変更、スライドの背景の変更、イメージのサイズの変更など、通常のスライドと同様にマスタースライドに変更を加えることができます。マスタースライドを編集すると、プレゼンテーション内でそのマスターを基にしたすべてのスライドに変更が反映されます。

マスタースライドを追加する

ツールバーの「表示」をクリックしてから、「マスタースライドを編集」を選択します。
以下のいずれかを実行します：
- ツールバーのをクリックし、マスタースライドを選択します。
- スライドナビデータで、目的のレイアウトに近いスライドを選択して、Return キーを押します。
スライドナビゲータでマスタースライドの名前をダブルクリックして、新しい名前を入力します。
テキスト、イメージ、図形、プレースホルダなどのオブジェクトを追加して、スライドを望み通りに変更します。
マスタースライド上のオブジェクトを、そのマスターに基づいてスライドに追加するオブジェクトに対してレイヤー化したい場合は、サイドバーの「スライド上のオブジェクトがマスターに対してレイヤーとなることを許可」を選択します。レイヤーについて詳しくは、オブジェクトを重ねる／グループ化する／ロックするを参照してください。（サイドバーが表示されていない場合、またはサイドバーに「スライド上のオブジェクトがマスターに対してレイヤーとなることを許可」チェックボックスがない場合は、ツールバーのをクリックしてください。）
編集を終了したら、スライドキャンバスの下部にある「終了」をクリックするか、ツールバーの「表示」をクリックしてから「マスタースライドを終了」を選択します。

テキスト、イメージ、および図形プレースホルダを追加する

ツールバーの「表示」をクリックしてから、「マスタースライドを編集」を選択します。
編集したいマスタースライドを選択します。
スライドにテキストボックス、イメージ、ビデオ、または図形を追加し、必要に応じてこれらの外観を変更したら、マスタースライドに表示する位置にこれらを配置します。
テキストボックス、イメージ、ビデオ、または図形を選択し、サイドバーの下部で、「テキストプレースホルダとして定義」（テキストボックスまたは図形の場合）または「メディアプレースホルダとして定義」（イメージまたはビデオの場合）を選択します。
サイドバーが表示されていない場合、またはサイドバーに「プレースホルダとして定義」チェックボックスがない場合は、ツールバーのをクリックしてください。
編集を終了したら、スライドキャンバスの下部にある「終了」をクリックするか、ツールバーの「表示」をクリックしてから「マスタースライドを終了」を選択します。

表およびグラフのオブジェクトプレースホルダを追加する

表およびグラフのプレースホルダをマスタースライド上に作成するには、オブジェクトのプレースホルダを追加します。マスターに基づく任意のスライドで、表またはグラフを追加すると、表やグラフはオブジェクトプレースホルダのサイズと位置を使用します。

ツールバーの「表示」をクリックしてから、「マスタースライドを編集」を選択します。
編集したいマスタースライドを選択します。
サイドバーで、「オブジェクトのプレースホルダ」チェックボックスを選択します。
サイドバーが表示されていない場合、またはサイドバーに「オブジェクトのプレースホルダ」チェックボックスがない場合は、ツールバーのをクリックしてください。

スライドに 1 つのオブジェクトプレースホルダが追加されます。これは、サイズを変更したり、好きな位置に配置したりできます。マスタースライドに追加できるオブジェクトのプレースホルダは 1 つだけです。